QRコード便利ですよね。
趣味用の名刺にQRコード入れたいと思っていましたが、印刷するだけではおもしろくない。
今回は、3DプリンターでQRコードスタンプを作ってみることにしました。
キッカケ
メルカリサロンで、メルカリヘビーユーザーの方が自分の住所スタンプをミンネで発注して、発送作業を効率化しているとプレゼンしていました。
それを聞いて、すごい!ナイスアイデアだ!
早速、真似してみることに。ミンネで発注せずに自前の3Dプリンターで住所スタンプができるか検証することにしました。
このようにQRコードを作る前に住所スタンプについて検討していました。試行錯誤の甲斐あって、住所スタンプは満足するのものができました。が!
こんなブログでも、さすがに住所を晒すわけにもいかない。なぜ、もっと早く気が付かなかったのか・・・。さて、どうしたもんか。
結局、「前々から欲しかったQRコード作ろう!」となったわけです。
どうやって作った?
3DデータはFusion360で作成しました。
ホルダー部
印字部
印字部は、写真を気合でトレースして作成しました。気合です。
いつもお馴染み。Anycubici3 Mega(積層式)でホルダー部分を作成。特に精度が必要ではないので適当に設計して、サクッと印刷しました。
ちなみにAnycubici3 Megaのレビューはこれ。
住所スタンプの検討で、Anycubici3 Megaでは印字部分を上手くつくることができませんでした。そこで、Anycubici Photon(光造形式)で作成することにしました。.
実はもう一台、3Dプリンター持っているのです。Anycubic Photonです。※それなりにデータが取れてきたので、そのうち記事にしたいと思います。
さてさて、ホルダーと印字部分を組み立てるとこんな感じになります。
イマイチ写真ではわかりにくいですが印字部分を交換できます。結構いいアイデアと自画自賛。
実際に使ってみる
とりあえず、ブツはできました。あとはちゃんと読み取れるか?
まず、QRコードのサイズを15×20mmで作成しました。どうもインクが滲んでしまい、うまく読み取れませんでした。
そこで、印字部を大きくすることに。サイズは22.5×31.5mmです。
スタンプだけだとこんな感じです。
かすれ具合もいい感じ。QRリーダーでバッチリ読み取ることができました!
さらに、テストを重ねる
どんな感じになると読み取れないのか確認してみました。
流れ作業的に20個のスタンプを押し、読み取りテストをしました。テスト結果はこちら。
読み取れたのは、20個中17個。成功率85%です。ボチボチというところ。
失敗したのは、こんなもの。
読み取れない原因として、滲みもあると思いますが横にずれた影響が大きいように思います。QRコードスタンプを押すときは、しっかり上から押すことを意識することにます。
追記(2018.12.5)
Twitter用も作ってみました。細かくて疲れた。
Twitter用QRコードスタンプ作った。#スタンプ #3Dプリンター pic.twitter.com/NF0ErdceDQ
— 産業道路 (@kumakuma918) December 5, 2018
まとめ
- 3Dプリンター(積層式+光造形式)でスタンプは作れる。
- QRコードは22.5×31.5mmであれば読み取れた。もう少し小さくできる?
- スタンプはあせらず、上からゆっくりとを意識。
以上