【技術メモ】Ryzen1950XのOCクロック設定のメモ

我が家のワークステーションのCPUはRyzen1950X。

Ryzen1950Xは上位5%?の選別されたチップで構成されており、OCに向いている(というか前提の設計?)

Ryzen masterなる公式のOC用ツールをインストし、ネットで実績のあるCPU:4GHz、電圧:1.35Vで設定したがOCできなかった。そこでUEFIからOC設定を行ったが結果は同様。M/BはASROCK Tachi X399。

主な症状は、OC設定後OSが立ち上がらない。デフォルト設定にすると起動するといったもの。

これを解決するための設定をメモしておく。なお根本解決かどうかは不明。

※自己責任でどうぞ。うちのPCは今のとこ問題なし。

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やり方

①再起動⇒F2連打でUFEIかBIOSに入る。

②動作周波数と電圧の設定を行う。例:CPU Frequency: 4000MHz CPU Voltage: 1.35V

並列計算を行うため、SMT(inrtelでいうHyper Threading:HT)を無効に。

③私の場合、上の設定ではうまく起動しなかった。経験的ではあるが、OCさせようとして設定変更した後、OSが立ち上がらない場合は電圧を挙げると起動する場合が多い。要するに設定があっていない。

なお、UEFI or BIOSが起動しない場合は設定がまずい。この場合はCMOSクリアを行いBIOS設定を初期化する必要があると思う。※実際にこの検討中にもCMOSクリアした。そもそもBIOSが起動しないと何もできないし。

なおBIOSのバージョンはP.3.30。

私の場合は、CPUロードライン キャリブレーションのレベルを2に変更することで解決(起動)した。

「CPUロードライン キャリブレーション」は一般的にはLoad Line Calibration:LLCというらしい。CPUに負荷がかかった際の電圧を制御するもので、省電力OCをさせたいときにレベルを上げるものっぽい。参考以下。

特に消費電力は気にしていないので、レベルを下げた。Ryzen 1950Xの安定OCを目指すなら、CPU:4GHz、電圧:1.35Vでいいように思う。

個人的なメモ

1.25VまではOSの起動を確認したが、起動しなかったりしたりで不安定だった。BIOSでOC設定後に起動しようとしても起動せず、強制終了後⇒起動すると立ち上がることが多い。理由不明。一度、起動できればそのあとは安定して立ち上がる。これも謎。

以上

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