レンタルボートでのリチウムイオンバッテリー利用について考えてみる

リチウムイオンバッテリー。今や携帯から車まで幅広い用途に用いられています。

今回は、リチウムイオンバッテリーをレンタルボートでの釣りに応用できるかについて調べてみました。

バッテリーは重いもの

レンタルボーターの悩みのタネであるエレキ用のバッテリー。12Vで100Ahくらい。重さは20~25kgとかなりの重量級です。

とにかく重く、片付けが物凄く面倒くさいです。

なぜ重いか。それは鉛バッテリーだからです。鉛は密度が11g/cm3位あります。鋼の約1.5倍、アルミの3倍の密度です。

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じゃあ、リチウムは?

密度だけ見れば、鉛の1/20くらいです。

ただリチウムだけでは電池として機能しないので、その他諸々の部品を合わせた実際のバッテリー重量はどうか?

12V鉛バッテリーを1個25kgとすると、12Vリチウムイオンバッテリーは約7kg!

恐ろしく軽い、、、。鉛バッテリーの1/5くらいです。

また24Vリチウムイオンバッテリーもあり、これは約16kg!

リチウムイオンバッテリーは軽さの面で大きなアドバンテージがありました。

腰を痛めるリスクも軽減できるはずです!

一日使えるの?ちょっとその前に。

使用時間の説明をするには100Ahの

Ah(アンペアアワー)を理解しなくてはいけません。

Ah = アンペア(A)× 時間(h)

で定義されます。使用する機器のアンペアがわかれば使用できる時間が予測できます。

例えば、1Aのモーターは100時間動かすことができます。

参考:

実際にどこで手に入れるの?

手に入れるには、通販がよさそうです。

ざっと調べた限り、以下の2つがヒット。

プロショップオオツカ

12V~36Vまで、40~80Ahまで販売されています。

EVOTEC(Red line)

Redlineがディープサイクルバッテリーです。12V~24Vまで、75Ahと100Ahが

ダイレクトショップで販売されています。

実際に運転時間を計算してみる

私のエレキを想定して計算してみます。BLUTO676 アナログ24V67℔のエレキです。

※アナログは各段階で電流量がほとんど変わらないので、どの段階でも同じとしています。

先に、1ポンド(lb)について理解します。ポンドは重さの単位で、仕事の単位ではありません。正確には、フィート重量ポンドだと思います。単位は、lbf・ft。見たこともない。lbは恐らく、この単位の略でしょう。

参考:http://impre.net/php/community/read.php?iid=2543&tid=8972

とのこと。世間では、55ポンド≒1馬力=753.5Wと認知されているようです。

これにより、67ポンド≒899.7W≒900Wと換算できました。

先に述べたように、エレキのアンペアがわかれば使用時間が予測できます。

エレキのワットからアンペアを求めます。

アンペアA=ワットW÷ボルトV

より、900/24=37.5 A

エレキを動かすために必要なアンペアは37.5Aとなります。

まず、鉛バッテリーの使用時間を求めてみます。105Ah÷37.5=2.8時間

なんか短い気もしますが、まあ、アナログだとこんなところのなのでしょうか?

デジタルならもっと使用時間は伸びると思います。

充電時間と充電回数

  • リチウムバッテリーは寿命も約10年(鉛ディープサイクルバッテリーは2年程度)
  • サイクル回数2000回以上(鉛ディープサイクルバッテリーは概ね400回程度

参考:https://www.bass.co.jp/index.php?m=feature&pageid=98

鉛バッテリーと比較すれば、そのポテンシャルは明らかで、驚異的です。

以上の通り、重量、寿命、サイクル回数ともに鉛バッテリーを凌駕しています。

じゃあ、欠点ないの?

そんなうまい話があれば、新しいもの好きのレンタルボーター達は飛びつくでしょう。唯一、と言っても良い欠点はこれです。

値段

  • プロショップオオツカの24V80Ahバッテリーは、276,480円
  • EVOTEC 24V100Ahバッテリーはチャージャー込みで253,584円

リッチメンは問題ないですが、リーマンにはなかなかのお値段。

まとめ

リチウムイオンバッテリーは鉛バッテリーに比べ多くの利点がありました。こういった最新機器はどうしても値段が張ります。いずれは値段が下がると思いますが、早く使った方が機会損失がなくて、いいかもしれません。

今のバッテリーがダメになったら・・・

と考えてしまうくらい、メリットは大きいアイテムであることがわかりました。

以上

そんなうまい話があれば、新しいもの好きのレンタルボーター達は飛びつくでしょう。唯一、と言っても良い欠点はこれです。

値段

  • プロショップオオツカの24V80Ahバッテリーは、276,480円
  • EVOTEC 24V100Ahバッテリーはチャージャー込みで253,584円

リッチメンは問題ないですが、リーマンにはなかなかのお値段。

まとめ

リチウムイオンバッテリーは鉛バッテリーに比べ多くの利点がありました。こういった最新機器はどうしても値段が張ります。いずれは値段が下がると思いますが、早く使った方が機会損失がなくて、いいかもしれません。

値段を考えても、今のバッテリーがダメになったら・・・

と考えてしまうくらい、メリットは大きいアイテムであることがわかりました。

以上

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