不朽の名作。
クリーン赤虫
熱帯魚をやってことのある人なら、一度は使ったことがあるのではないでしょうか?やっぱり食いつきが違います。
このクリーン赤虫の1ブロックを砕いて、使いやすくするクラッシャーを作りました。その紹介です。
なぜ?
生体数が少ないと1ブロックはとても食べきれません。魚ならまだしも、エビではちょっと多すぎます。

しかし、エビ達は明らかに赤虫が好きなようで食いつきが別次元です。
今までは解凍して余った分は冷蔵庫に保存していましたが、どうやらこれはNG。
によれば、冷蔵庫で保存しても雑菌が繁殖するそうです。確かに色が悪くなって食いつきもイマイチになっていたような・・・
凍ったまま切り分ければ、劣化しないみたいようなので試しにやってみましたが、かなり汚れて、エグい状況になり断念。なによりこの方法は片付けが面倒。
ということで、専用のクラッシャー、その名も
赤虫クラッシャー
を作ることにしました。この情報が誰かの役に立てば幸いです。
設計&作製
何となくのイメージを基に、Fusion360で設計しました。
大切なのは、汚れない。かつシンプルで印刷しやすいことです。
出力は、ANYCUBIC I3 MEGA
試作品はこんな感じ。

試作1号
左側が、ブロックを入れるボックス。右側が砕くツールです。印刷時間は合わせて45分くらい。とりあえずシンプルに作ってみました。

クラッシャー部
あまり細かくしすぎても仕方ないので、とりあえず6等分としました。もう少し鋭くできればよかったなぁ。
さぁ!使おう!
早速、使ってみます。

必要なものはこの三つ
赤虫はかなり溶けやすくなっているので、スピード勝負です。冷蔵庫から取り出した赤虫ブロックを右のボックスに入れます。

クラッシュ!
写真では片手でやってますが、当然できませんでした。手のひらで全体重をゆっくり掛けるといけます。

こうなればクラッシュ完了
あんまり奥までやんなくてもOKっぽいです。むしろ奥まで押し込むと取り出すときに少し苦労します。

結果。それなり?
結果は・・・。う~ん。イメージと違うな。もう少しきれいに分割できるはずでしたが。まあ試作はこんなところでしょう。ツールは要検討ですね。

砕いた後
いくつかやってこんな感じになりました。

100均のパック便利
溶けてるよう見えますが、ほぼ凍ったままです。割と大きさにばらつきがありますが、逆に色々選べていいかもしれません。
あと、赤虫クラッシャーは水洗いできますので、片付けも楽ですし衛生的です。
適当な器に、砕いた赤虫ブロックを溶かしてみます。

程よい量。ちょっと細かくなってしまった
これです!これくらいの量だけ解凍したかったのです!

新鮮?な赤虫を美味しそうに食べてます
まとめ
- まあまあイメージ通りのものができた。
- ツールに課題あり。4等分でもよかったかな。
- 今後も試作していく。
- テスター募集しようかな。
以上