ボロ戸建て再生プロジェクト① 現状把握編

4月に兵庫某所のボロ戸建てを30万円で買いました。

現状では、とても住めないので基本セルフリノベしていきます。

素人が1からリノベについて勉強しながら、ボロ家を快適な住宅に再生する激闘の記録です。

とりあえず自分が住んで、最終的には賃貸として貸せればいいなと思ってます。

ボロ戸建の基本データ

ざっくり物件の概要です。

  • 築55年、木造、再建築不可。
  • 新幹線停車駅まで20分。バス停まで3分。自転車なら5-10分くらい。
  • 近くに大企業の工場あり。
  • 駐車場スペースなし。バイクは駐車可能。
  • 水回りはかなり汚い。
  • 80%綿壁、10%プリント合板、10%漆喰。
  • 電気設備は全部古いし、露出配線。
  • プロパンガス。給湯器は追い焚き機能付。動作不明。
  • 東側に傾き有。
  • 前住人がヘビースモーカーでヤニだらけ。
  • 2Fコンクリ造ベランダに大量の亀裂。そこから雨漏り発生。

値段相応というか、誰も買わないような物件。

あえて、過酷な物件を再生することで、リノベについての実学を積みます。手を動かして学んでいくタイプなので。

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間取り

簡単ですが、間取りを書いてみました。

間取りは3Kか?6.5畳和室2部屋、3畳洋室。キッチン2.5畳。昭和を感じる間取り。収納が少なく、色々工夫が必要です。

ベランダが玄関と1Fの和室の上に位置しています。このベランダが崩壊寸前です。

水回り

まず、かなり汚いのでご注意ください。

①風呂

いつかは不明ですが風呂は交換されているようです。が!めちゃ汚い!黒い汚れは何?

システムバスも考えましたが、コストの問題で断念。なんとかこれをベースに蘇らせます。

②キッチン

汚い以外に感想がない。コンロは見切れてますが更に汚いです。下の写真のように、ステンレスに黒錆(孔食)がありました。

孔食について

はじめは簡単にキレイになるかと思ったんですが、全くキレイになりませんでした。色々やりましたが再生には時間が掛かると判断し廃棄。

③洗面台

これでも初期状態からは幾分キレイになってます。しかし、黄ばみが・・・。クラックもあり廃棄することに。陶器部分はハンマーで細かく砕いて燃えないゴミへ、残りはバールでバラして釘抜き後、電ノコで粉々にして燃えるゴミへ。

④トイレ

汚すぎなので掃除前は自主規制。ひとまずここまではキレイにしました。

交換は迷ってますが、Amazonで便座だけ買いました。クッションフロアは撤去済みです。やっぱり交換した方が精神衛生的にもいいかなぁ。

崩壊寸前のベランダ

2階にコンクリート造のベランダがあるんですが、崩壊寸前でした。クラックが入りまくり。コーキングとかしてますが意味なし。おそらく何度も補修したと思うんですが、根本的に解決できなかったようです。

ベランダの下の部分はパカーンと開いてます。木の棒で支えている始末。

このベランダのクラックが原因で、玄関と和室の一部に雨漏りが発生していました。

玄関天井部分。天井がフヤケてます。

天井を剥がしてみると木材が腐ってることを確認。

写真がないですが、1F和室にもベランダが原因の雨漏りを見つけました。

崩壊回避が優先であること、ベランダ修繕が困難であることから撤去することにしました。ベランダは別に必要ないので普通の屋根を造作します。

おまけ

個人的にツボった、面白かった箇所を挙げてきます。

①分電盤か?

むき出し笑!初めてみました。

この家、基本露出配線になってます。おそらく昔つけたコンセントでは足りなくなって、付け足し付け足しでこのような状態になったのでしょう。

配線も1から見直したいと思います。コンセントが古いタイプなので危なそうだし、なりより今の時代にマッチしていない配置になっています。

②トトロに出てくる柱

足元が腐ってなくなっていました。コンクリートブロックがいい仕事しています。

既視感があると思ったら、となりのトトロでした。元ネタの再現度が高い。

この下屋はすべてバールでバラして撤去しました。

③船底天井(拝み天井)

1F和室の天井が、船の底のようになっていました。船底天井と言う名称らしいです。今でも船底天井で施工される例もあるようです。

写真に写ってませんがベランダからの雨漏りで腐っている部分があったので、すべて解体しました。サラバ、船底天井。

次回はリノベ後の間取りを考えてみようと思います。

まとめ

  • ボロ戸建購入。
  • 現状まとめると、改めてひどい。
  • ベランダ崩壊寸前

以上

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